NICOLLAPの理事企業である日本ユニシスは、まちの新しい未来とイノベーション創出を目指す拠点として、長野県に『地域共創ラボ』を開設します。
『地域共創ラボ』は、行政、民間事業者、金融機関など、さまざまなプレイヤーを連動させて、「かせぐまちづくり」と「社会共通価値の創出」を目指し、行政との政策連携や教育機関との学術連携、メディア、ファイナンスなど、多様な事業領域で横断的な活動を展開していきます。
日本ユニシスは本取り組みを、共感・共助型の社会形成に向けたまちづくりの拠点として、まずは長野県を皮切りに、全国各地へと展開し、地域社会の活性化に貢献していきます。
『地域共創ラボ』の概要
日本ユニシスは、長野県および長野県立大学と連携協定を締結し、長野県を重点地域の一つとしてソーシャル・イノベーションによる地域活性化に取り組んでいます。『地域共創ラボ』は、まちの未来とイノベーションを創出する拠点として、まずは長野県から、「信州 ITバレー構想 」(注1)の実現を目指す NICOLLAP(注2)の活動の一つとして推進します。
今後、本 『地域共創ラボ』 は、 日本を代表する企業が集結し、ビジネスにイノベーションを起こすための活動を展開しているデジタルビジネス・イノベーションセンターDBICと、同団体のディレクターであり、民間主導の地方活性化モデルである「かせぐまちづくり」を提唱する渋谷健氏フィールド・ フロー株式会社代表)の支援のもと、2019年10月~2020年3月までの6ヶ月間、イノベーション創出プログラムを展開していきます。参加者は、 長野県内に限らず、新規事業創出を目指す民間企業の方、社会課題に取り組んでいる行政職員の方、長野県で新しい取り組みに挑戦したい市民や学生など広く募る予定です。
イノベーション創出プログラムは、「まちの未来を話そう」と題し、SDGsに向けた新しい基礎知識を学ぶ<ステージ1>と、「まちの未来を描こう」というテーマでより実践的に事業創出を目指すステージ2>の、2つのプログラム構成で実施していきます。
『地域共創ラボ』イノベーション創出プログラム (2019年10月~2020年3月)
Stage1
“話そう”まちの未来 <全3回>
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場所シソーラス株式会社 DX center 〒380-0833 長野県長野市大字鶴賀権堂町2312-1
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対象どなたでもご参加いただけます
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定員30名 ※各回毎のご参加も可能です
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参加費無料
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概要・これからのまちの未来を創り、SDGsに向けて貢献していくための”新しい基礎知識”を共有します。
・講師の方々にアドバイスをいただきながら、これからのまちの未来を創り、SDGsに向けて貢献していくための“新しい基礎知識”を共有します。
・それぞれが感じること・考えていること・やりたいことを共有する場を提供します。
第1回 【地域と仕事】の未来
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日時11/20(水) 13:00〜18:00
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講師渋谷 健 (フィールド・フロー株式会社)
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概要民間主導の地方創生モデル“かせぐまちづくり”と、その実践による地域の事業成長施策を共有します。さらにこれからのまちの未来をワークショップ形式にて描き、それぞれが地域社会でどんな仕事をすべきなのかを考えます。
第2回 【地域とお金】の未来
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日時12/2(月) 13:00〜18:00
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講師末吉 隆彦 (クウジット株式会社 代表取締役)
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概要豊かな地域社会を築いていくために従来の資本主義ではない、人を幸せにするための“お金”についての基礎知識を共有します。さらに地域社会でどのような経済活動ができればいいのかをワークショップを通じて探求していきます。
第3回 【地域とリスク(災害) 】の未来
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日時12/20(金) 13:00〜18:00
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講師浅野 竜一 (株式会社ZOAS)
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概要地震や集中豪雨などによる自然災害を生き延び、乗り越えるための地域社会の自助・共助・公助の基礎知識を共有します。さらに地域の実態を踏まえ、持続可能な地域社会を築くために、個人や組織はどう在るべきかを考えます。
Stage2
“描こう”まちの未来 <全5回>
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場所シソーラス株式会社 DX center 〒380-0833 長野県長野市大字鶴賀権堂町2312-1
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対象全5回参加可能な方 且つ NICOLLAP会員登録者 ※第5回については参加資格不問
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定員30名※NICOLLAP会員の方はオブザーバーとして参加可能(第2〜4回のみ)※個別セッションやオンラインでのサポート有
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参加費無料
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概要・現在のまちが抱える課題を深掘りし、まちの未来を描き、その実現に向けて探求する実践プログラムです。
・それぞれの観点で実現したい事業を組織や地域や専門領域の垣根を超えて創り出していきます。
第1回 集中プログラム
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ワークイノベーターズ・マインドブートキャンプ
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日時1/17(金)〜18(土) 10:00〜18:30
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概要まちの新しい未来を創る=イノベーション(社会変容)を起こすために必要な“イノベーターとしてのマインドセット”を習得するための短期集中プログラムです。事業成長を担う経営者や経営幹部などリーダーに必要な、ものごとから深い気づきを得てまなび成長し続けるための認知能力を磨き上げます。
第2回 関連イベント(1)
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ワークアイディアソン
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日時1/28(火) 13:00〜18:00
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概要まちの新しい未来を創る、ビジネスのアイディアを探求します。
第3回 関連イベント(2)
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ワークハッカソン
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日時2/11(火) 13:00〜18:00
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概要ビジネスアイディアを具体的に試し、対話し、形作っていきます。
第4回 関連イベント(3)
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ワークマーケソン
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日時2/25(火) 13:00〜18:00
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概要実際に事業としていくための戦略を練りこみ、実践につなげます。
第2〜4 回対象コーチングプログラムイノベーション創出実践プログラム
第5回 成果発表会 ※参加資格不問
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ワーク共創ラボ・シンポジウム
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日時3/10(火)13:00〜18:00
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概要共創ラボとしての半年間のプログラム成果を発信するオープンイベントです。共創ラボに協力いただいた有識者による基調講演と、イノベーション創出プログラムの実施成果を発表します。また参加者同士の対話の時間を設け、次期ステージに向けたアクションを描いていきます。
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今後の展開
日本ユニシスグループは、中期経営計画「Foresight in sight® 2020」の重点施策のひとつに「スマートタウン」を選定しており、人口減少・高齢化・過疎化などの地域毎の課題の深刻化に対し、 エネルギー・交通・健康・観光などのサービス提供企業と当社グループのサービスを連携させ、生活者・来訪者に共感されるサービスの創出を目指しています 。『地域共創ラボ』は、その共感・共助型の社会形成に向けた拠点として、長野県を皮切りに全国各地へと展開し、地域社会の活性化に貢献していく予定で す。
『地域共創ラボ』に関しての問い合わせ窓口
ご不明な点は以下までお問い合わせください。
日本ユニシス株式会社
スマートタウン戦略本部 担当:市原
Jun.ichihara@unisys.co.jp
(注1) 信州 ITバレ ー 構想
2019年9月10日、長野県産業イノベーション推進協議会は、 Society5.0時代を共創するIT人材・IT産業の集積地「信州」を目指す「信州ITバレー構想」を策定しました。
https://www.pref.nagano.lg.jp/service/shinshu_itvalley/index.html
(注2)NICOLLAP
Nagano IT Collabolation Platformの略で、「信州ITバレー構想」を推進していくために立ち上げられた一般社団法人です。 日本ユニシスは理事企業として、『地域共創ラボ』をはじめ、長野県内でのさまざまな活動に取り組んでいく予定です。
https://nicollap.jp/